食事に気をつけても便秘が続くのはなぜ? 生活リズム・呼吸・姿勢から見直す

食物繊維や水分、発酵食品に気をつけていても、便秘が続くことがあります。

便秘は、食事だけで決まるものではありません。腸の動きは自律神経の働きと関係しているため、生活リズムや睡眠、呼吸の浅さ、姿勢、緊張が続く毎日も影響します。この記事では、食事以外で見直したいポイントを、解剖学と東洋医学の両方の視点からまとめます。

腸セラピストである私自身も、高校時代から10年以上、頑固な便秘に悩んできました。

毎日ヨーグルトやバナナを食べていましたが、お通じは週に一度あるかないか。便通によいと聞いた食べ物はすぐに試していましたが、お通じがよくなることはなかなかありませんでした。

その後、腸との向き合い方は食事だけではないと知り、自分の身体の状態を見直すことから始めました。それまでほとんど変わらなかったお通じが、いまでは毎日出るようになりました。

目次

腸は、身体がゆるんでいるときによく動く

腸は、食べたものを先へ送り出すために、ぜん動運動という動きをくり返しています。この動きは自律神経によって調整されていて、身体がリラックスしているとき(副交感神経が働いているとき)に活発になります。

反対に、緊張した状態が長く続くと、腸の動きはゆるやかになります。食べるものを整えても、身体が緊張したままの時間が長いと、腸が動きにくい状態が続くことがあります。

身体は食べたものでできている、と考えて食事に気をつけている方は多くいらっしゃいます。食事は大切ですが、実際には生活習慣や生活リズムの影響も大きいのです。

食事以外で見直したい4つのこと

1. 生活リズムと睡眠

食事をとると、その刺激で大腸が動き出す反射(胃結腸反射)が起こります。この反射は朝に起こりやすく、朝食のあとは便意につながりやすい時間帯です。

起きる時間や朝食の時間が日によって違ったり、朝食を抜いたりしていると、このリズムがつかみにくくなります。睡眠が短い日や浅い日が続くと、自律神経の切り替えも乱れやすくなります。

2. 呼吸の浅さ

呼吸をすると、胸とお腹の間にある横隔膜が上下に動きます。この動きは、お腹の内側にも伝わっています。

胸だけで浅く呼吸していると、この動きが小さくなります。緊張が続いているときや、忙しく動き回っているときは、呼吸が浅くなりがちです。

3. 姿勢

デスクワークやスマートフォンを見る時間、抱っこや授乳などで前かがみの姿勢が続くと、お腹が圧迫された状態になります。お腹まわりの筋肉もかたくなりやすく、呼吸も浅くなります。

姿勢と呼吸とお腹のかたさは、互いに影響し合っています。

4. 緊張が続く毎日

仕事や家事、育児で気を張る時間が長い日が続いていないでしょうか。自分のことを後回しにする生活が続くと、身体がゆるむ時間がとれず、腸も動きにくくなります。

東洋医学では、便秘をどう見るか

東洋医学では、便秘を腸だけの問題とは考えず、身体全体のバランスから見ていきます。便秘と関係が深いのは、五臓のうち「肺」「肝」「脾」です。

肺:呼吸とお通じはつながっている

東洋医学では、肺と大腸は表裏の関係にあるとされます。呼吸が浅い状態が続くときや、空気が乾燥する秋は、お通じにも影響が出やすいと考えます。

肝:気の巡りと緊張

肝は、身体の中の「気」の巡りを調整する役割を持つとされます。ストレスや緊張が続くと気の巡りが滞り、お腹が張る、便意はあるのに出にくい、といった形で表れることがあります。

脾:消化と、押し出す力

脾は、飲食物を消化して、身体に必要なものに変える役割を持つとされます。冷たいものの取りすぎや疲れで脾が弱ると、便を押し出す力が足りず、出たあとも疲れが残ることがあります。

同じ便秘でも、どこから来ているかは人によって違います。緊張が続いて巡りが滞っているのか、力が足りずに押し出せないのかで、合う整え方も変わります。

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自分で見直すなら、まずひとつだけ

見直したいことがいくつもあっても、全部を一度に変えるのは難しいものです。わかっていても続けられない、という声もよく聞きます。

まずはひとつだけ選んでみてください。たとえば、次のようなことです。

  • 起きる時間を毎日そろえる
  • 寝る前に、ゆっくり長く息を吐く時間を1〜2分とる

どちらも、身体がゆるむ時間をつくるためのものです。

Die Natur.の腸セラピーでできること

Die Natur.の腸セラピーは、お腹にやさしく触れる施術を中心に、呼吸や姿勢、筋肉の緊張など、その日の状態に合わせて全身へのオイルケアも取り入れる施術です。身体の緊張をゆるめ、お腹がほぐれやすい状態へ整えていきます。

サロンでお客さまのお腹に触れていて、よく見かけるのが、鉄板のようにかたいお腹です。とくに、ストレスをため込み、睡眠の状態があまりよくない方に多く見られます。かたくなっていたお腹が少しずつほどけるようにやわらかくなってくると、お通じがよくなったり、睡眠の質が高まったりしていきます。

強く揉むことはしません。痛みを我慢するような刺激ではなく、身体が安心して力を抜けるよう、お腹の状態に合わせて心地よい圧で触れていきます。施術の特徴は「Die Natur.が選ばれる5つの理由」にまとめています。

施術では、お腹・姿勢・呼吸・生活背景まで見ながら、今のあなたにはどれが関係していそうかを一緒に見ていきます。体質とライフスタイルに合わせたセルフケアもお伝えしています。

実際に通われている方からは、こんな声をいただいています。

ずっと便秘薬を一度に何錠も飲み続ける生活が続くと思っていたのに、少しずつ手放せていることにびっくり!

私が続けられるようにするにはどうすればいいかを一緒に考え、親身に寄り添ってくれるのが嬉しいです。

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よくある質問

腸もみは痛くないですか?

Die Natur.では強く揉まず、お腹の状態に合わせてやさしく触れます。「他店の腸もみよりもずっと優しい圧でびっくり」「知らないうちに眠ってしまいました」という声もいただいています。

回数券を買う必要はありますか?

無理な回数券や物販のおすすめは一切ありません。

どこで受けられますか?

東京サロン(木〜日、馬喰町駅から徒歩3分)と、西船橋サロン(火・水)で施術を行っています。女性専用・完全予約制です。

まとめ

便秘が続くときは、食事に加えて、生活リズムや睡眠、呼吸、姿勢、緊張が続く毎日も見直すポイントです。どれが関係しているかを知ることが、自分に合う整え方を見つける手がかりになります。

あなたの身体はいつでも頑張っています。身体にバツをつけなくていい。サインをみつめて、やさしくいきましょう。

※強い腹痛や血便、急な便通の変化がある場合は、先に医療機関にご相談ください。

自分のお腹の状態を知りたい方へ

Die Natur.では、お腹・姿勢・呼吸・生活背景を見ながら、今の身体に合わせて施術を行います。強く揉まない、やさしい腸セラピーです。担当はオーナーセラピストが毎回行います。無理な回数券や物販のおすすめはありません。

初回体験を予約する 東京サロン(木〜日)|西船橋サロン(火・水)|女性専用・完全予約制

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こじおちか
日本腸セラピー協会副代表・漢方養生指導士
東京・東神田の女性専用腸セラピーサロン「Die Natur」オーナーセラピスト。日本腸セラピー協会副代表。自身の10年来の便秘を腸セラピーで克服した経験を持ち、延べ1,000人以上を施術。「新感覚の腸もみ」とのお声をいただく、優しく眠りへいざなう独自の腸セラピーと東洋医学×解剖学を使った全身へのアプローチを行う。「症状への対処より、不調が起きにくい身体づくり」をモットーに活動中。
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